2008/12/01 (Mon) 00:19
連載コラム カラーストーリー カラーのプロになるまで 3

Imagination Colors 二宮 恵理子さんのコラム


診断が増えれば増えるほど、一方で大きな疑問がつのっていきました。

パーソナルカラー理論では肌の色が黄みを帯びた人はウォーム系が、肌の色がピンク帯びた人はクール系が似合うというものなのですが…

肌の色はどう見ても黄みを帯びてマットな感じの人がオータムの色を身に着けると、ますます黄み帯びてくすんで暗く見える。 このような人は決まって、サマーの淡く澄んだパステルカラーがよく似合うのです。

また肌の色はポーセリン(ピンク肌)で透きとおるような色白の方にサマーの色を当てると青白く顔色が悪くなるのです。 このような人は決まって、スプリングの暖かみのある淡い色がよく似合うのです。

理論とまったく逆になってしまうのです。

その当時の私は4シーズンシステムと性格を取り入れたシステムを学んでいたのですが、今のように8タイプ、12タイプ、16タイプと細分化したシステムがあることを知らなかったのです。

どうしても納得がいかず、この疑問を解消するにはまた新たなパーソナルカラーシステムに出会うしかないと思ったのです。

きっと今なら、私オリジナルのシステムを開発したかもしれませんが、まだまだ未熟だったその当時、再びパーソナルカラーアナリストプロ養成講座のスクール探しの旅に出る決心をしました。

カルチャー教室ではNTTカルチャーと、ベストライフカルチャーで講師をさせて頂くことになりました。

ところが半年ばかり過ぎた2003年6月にNTTカルチャーが先方の都合で閉鎖されることになり、せっかく生徒も増えてきてこれからという矢先の事で、途方に暮れてしまいました。

そんなある日、NTTの責任者の方から、京阪百貨店のカルチャースクールで講座をしたらどうか?と言われました。

「紹介もないし、知り合いもいないのにどうやってさせてもらうのですか?」と聞いたところ、

「きっと、大丈夫だから、自分で売り込んでみたら?」とおっしゃるのです。

まさか? 講師募集もしていないのに採用されるわけないじゃないっと随分弱気で、しばらく考えました。

でもでもこのままでは教えることさえできなくなる。

どうしよう? どうしよう?

電話を取っては置き、取っては置き、何回この動作を繰り返したでしょうか?

そして迷った末に、思い切って京阪カルチャーに電話したのです。

ところが受話器に出られた相手に向かって私が発した言葉は

「おたずねしたい事があるのですが、今そちらのカルチャーではカラー講座は開催されていますか?」

なんとなんと、これじゃまったくもってダメじゃない?

「残念ながら、カラーの講座は開講していませんが、カラーのどのような内容の講座がご希望ですか?」

おいおい生徒にまちがえられたよ〜

当たり前ですね!

まだまだ営業はいたにはついていませんでした

けれど、このまままだとせっかく教えかけていたカルチャーがなくなってしまう。

なんとか次のカルチャーを見つけなくては…

なぜ、このときこんなにカルチャーにこだわっていたのか今となってはわからないのですが、そのころの私はカルチャーしか頭に浮かばなかったのです。

そして、あの電話から一週間後、思い切ってもう一度京阪百貨店のカルチャーに電話したのです。

「おそれ入れますが、今カルチャー講師の募集はありませんか?」とね。

そしたら、「どのような講座ができますか?」と聞かれ、

「カラーコーディネイトなど色に関する講座ができます。」と私。

すると、なんと

「そういえば、一週間前にもカラーの講座がありますか?という電話がありました。今、カラーコーディネイトは人気なのですか?」

うそっ!まじですか?覚えている、どうしよう?わざとじゃないけど…と心の中で焦る私。

だって、一週間前に電話したのは、とうの本人の私なのですから。 生徒に間違えられたね。

でもきっと同じ人物であるとわからないに違いないと気を取り直して、

「はい、今とても人気の講座です。」と私。 きっと人気に違いないと心して言いました。

「一度、お目にかかってお話を聞かせて頂けますか?」とカルチャー側。

思わず、やった!と心の中で叫んだ私。

そして、それから一ヶ月後2003年5月、キャンセル待ちが出るほどの大盛況で体験講座をさせて頂くことになったのです。

その体験講座に参加された2人は今ではプロのカラーアナリストとして立派に活動されています。


カラーナビコラムより


【カラーナビ】

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